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★注意★
・日誌なのでネタバレを含みます。
・主人公の視点でお話が進みます。



               




朝日を浴びに海岸に出てみたら突然ドラゴンが襲ってきた。
村人が丸焼きにされてる
えっなにこれ怖い





横に女の人がいるんだけど・・・誰これ?嫁?
バーベキューになった兵士が剣を落としたので、
私は一人、勇猛果敢にドラゴンに挑んだ





ははっやっぱりね





ぢゃっぢょぽぽぱぴゅひょーい!ぢぢいぎゃびゃだいだいだ
心臓エグられた!ドラゴンの太い爪で心臓エグられた!
ぶびびぱっしぼへあああああああああ





こうして心臓を食べられましたとさ
                  〜HAPPY END〜





気がつくと私は自宅のベッドにいた
胸の中心にスゲーでかいカサブタがある サガットみたいでカッコいい
でもなんかスースーする





いやーしかし相変わらず私の村は素晴らしい眺めだ
ついつい屋根の上に登って遊んでしまう

昨日ドラゴンに心臓食われたような気がしたけどそんな事なかったし
今日からまた元気に働こうじゃないか!





I Can Fry!





はぶし!
なぜ飛び降りたのかと問われれば、私はこう答えるだろう。
人は皆、大空に想いを馳せる生き物だからであると。

イヤでもこれ本当に痛い 血ィすっげー出てるし。
ちょっと自宅に戻って回復しよう。





自宅に戻った私はさっそくベッドで眠る事にした。
しかしいくらベッドの側に行っても、寝るというコマンドが出ない。
なぜスタート地点の自分の家でこんな扱いを受けなければならないのか。
私はその理不尽さ、もとい不便さに憤りを感じていた。

そこが自宅ではなく、村長の家だと知ったのはしばらく経ってからだった。





ウチの近くに「リム」とかいう石があった
触ってみると知らないオッサンが出てきてついてくるようになった

私の事を「覚者さま」と呼ぶのだが・・・覚者?だれが?なにそれ?





村の門を出るとウサギさんがいた。
殺すとカルマが下がったりしそうで怖かったが
いきるためにはしかたがない と思って殺した

特に悪人ステータスがついたりはしないようだった
というか後ろのオッサンはなんでついてくるの





とりあえず見つけたウサギは手当たり次第に殺した 全部殺した
許せウサギたち 私とてやりたくてやっているわけではない

しばらくすると、どうやらウサギを持ち上げられる事に気がついた
崖から海に向かって放り投げてみた
アッハッハ楽しー!!





海岸沿いを道なりに進むと、「宿営地」というのが見えてきた。
兵士っぽい人たちが沢山おり、みんな立派な格好をしている
誰か剣だけでも私のと交換してくれないだろうか

村長の家にあったのをくすねてきたわけだが
剣はもちろん、盾までも完全にサビきっている。
殺して奪ったりはできないのだろうか





ここでは私のお供を作る事ができるらしい。
自分で好きな外見の生命体を作れるなんて科学も進歩したものだ。
面倒だったので4〜5分で作った。名前なんか2秒と考えていない。
こんなもんテキトーでいいんだよ

この時はまさかこいつが最後までくっついてくるなんて想像だにしていなかった。





そういえば、おふねを作る前にサイクロプスとかいう巨人と戦ったのだった。
宿営地にいた兵士達が果敢に挑むも次々と潰されているのが笑える





どうすればいいか分からんのでとりあえずサイクロプスのアキレス腱のあたりを執拗に切りまくった
HPゲージが全く減っていない どうすれば





しつこいようだが、私の剣はサビている。盾もだ
周りのモブキャラたちは立派な鎧と立派な盾、そして立派な剣を持っている

みな私のことを覚者さま、覚者さまと敬ってくるのに
誰一人としてこの状況をおかしいとは思わないのだろうか





サビた剣で斬ってもラチがあかんので頭頂部まで登って刺しまくった
最後の一撃はせつなかった





よくわからんうちにサイクロプスが死んだので
「よくぞ使命を果たしました」みたいな事を言われた。
誰に言われたのかはよく覚えていない。

こうしておふねも一緒についてくるようになった。
隣にいるオッサンは正直もういらない



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