やることがないので、当ても無く旅立ってみた。 するとどうだ。驚いた事に、道が分かれているじゃないか・・・! おふねが「道が2本ありますね」というような事を言っていた。 どちらに行っても自由らしい。 こ、これがおーぷんわーるどというやつか・・・! |
「ヒャッハー!金目のものを置いていけー!」 なんと盗賊が襲い掛かってきた! 別にモヒカンじゃなかった気がするし、誰もヒャッハーとか言ってなかった気がするけど ん?いやちょっとまて、これって・・・ |
人を殺してもいいんですか? |
私は斬った。ウサギのような獣じゃない、生きて話す人間をだ。 そう、私は大量殺人を行っている。殺しているのだ。血の通った人間を。 この者たちの希望を。未来を。将来を。強制的に終わらせている。 私のアドレナリンは臨界点を超えて溢れ出していた。 |
さっき2本に分かれていた道で、山に登るほうに進んでみた。 坂道でやたらゴブリンに喧嘩を売られた。 1分後には、ゴブリンの形をした肉の塊がそこいらに散らかる事になった。 |
ゴブリンは基本的に赤っぽい色をしているのだけど、 一匹だけ灰色の、しかも体の大きいゴブリンがいた。 きっとコイツがボスだ。 お供のオッサンが一瞬でやられた。 おふねがしきりに攻撃しているが全く効いている気配が無い。 やれやれ仕方ない、私が直々に相手をしてやろう。 |
あダメだ強い 逃げよう |
今はまだ私の剣は通じない。それを認め敵前逃亡。 しかしこのままでは終わらんぞ。いつかリベンジしてやる。 とりあえずオッサンは助け起こして引き連れて逃げた。 おふねも、この結果には心なしか不満そうだった。 |
ゴブリンから逃げた先にしばらく進むと、小さな滝があった。 この高さ・・・降りられるのか? 飛び降りたらダメージを追うのは確実そうだが・・・ うーむ、どうやって確認しよう |
手近にいたオッサンを投げてみた。 |
オッサンが爆ぜて死んだので、私は降りるのをやめた。 |
こうして私はおふねと2人きりになったので一旦戻る事にした。 しかし道中おふねの戦いを観察してみると・・・ こいつ、的確にゴブリンの頭を打ち抜いている・・・。 おふねは案外優秀な戦士なのかもしれない。 |
宿営地に戻ると、気丈そうな女騎士がいた。 いかにも重要人物っぽかったので顔を覚えておく事にした。 色黒だった気がする。 |
宿営地に泊まったあと、外が騒がしいので出てみると・・・ 顔が4つある巨大な蛇がいた。 |
なんつーか、もうとにかくデカいの すんげーデカい。 でもそれ以上にリアル。皮の質感が超リアル。怖い。 兵士っぽい人がめっちゃアッサリ飲み込まれてた とりあえず背中んとこに飛び乗ってザクザク斬ってみた ヘビさんに気付いてもらえなかった |
なんか知らんが唐突に首の一つが吹っ飛んだー!!! きっと兵士さんの誰かが会心の一撃を食らわせたんだクマ すごいね!! |
巨大なヘビは、首一つ残して逃げていった。 「こ、これアンタがやったのか!」 「すげえ・・・」 一体なんのことだろう、兵士達が私に向かって賞賛の言葉を浴びせてきた。 私は何もした記憶が無いんだが・・・ まあいいや手柄は貰っておこう おふねがいつの間にかいない |
リムという石に触ったらおふねが戻ってきた 今までどこに行っていたのだろう |
色黒の女が、ヘビの首がどうだの領土がなんだのと言ってきた。 逃げた蛇でも追うのだろうか。 私はおふねと共に、一旦自分の村に帰る事にした。 |
店があるだと!!? 自分の村なのに全然知らなかった ちなみにおふねは知っていたらしい 「ここはお店ですね」って教えてくれた できればもっと早く教えてほしかった |
こうして私はやっとの思いでマトモな剣と盾を手に入れた。 お金は少し持っていたので、ドヤ顔でおふねにも武器を買ってやろうかと思ったら おふねは初めからマトモな武器を持っていた。なぜ私だけサビた武器を・・・。 仕方ないので、服を少し着せ替えてあげた。 |