おふねと遊んでいたらいつの間にか自分の村に戻っていた。 荷物が重くなっていたので、手持ちのベリーを売却したのだが・・・。 どういうことだ、腐りかけのベリーが60円で売れた。 どうやら新鮮な状態より、腐りかけの方が高く取引できるらしい。 え、でもベリーって50円で売ってるんだけど・・・。 |
試しに50円のベリーを150個買った。 宿屋で2日泊まったら、ベリーが腐りかけになった。 売却したら、1個60円で売れた。1500円儲かった。 つつつつまりどういうことだってばよ |
この世界の住人が自分たちの愚かさに気付く前に 私とおふねはひたすらこの作業を繰り返した。 ベリーを買う。腐らせる。売る。 ひたすらこれを繰り返すだけだ。 しばらくして、ニンジンの方が効率が良いと知った。 そして1ヵ月後 |
私とおふねは、最強の武器、最強の防具を揃えていた。 回復アイテムも爆弾も買いたい放題。 私たちの心は満たされていた。 だが、顔が隠れるから意地でも頭の防具はつけていない。 これは最後まで貫き通そうと思う。 |
それはそうと、宿屋の台所に行くと必ず大きな魚や肉が用意されていた。 おそらく宿屋の主人の夕食になるものだろう。 私はそれを見かけるたびに盗みまくっていたのだが 全く気付かれていなかったのだろうか・・・。 |
この件の怖いところは、盗んだ肉や魚をそのまま宿屋の倉庫に預けても 宿屋のオヤジが全く疑わないところだ。 転売術の件といい、この世界は狂っているとしかいいようがない |
そんなわけで私たちは領土に戻ってきたのだった。 領土とは、世界の中心であり、これからの冒険の拠点となる場所なのだ。(おさらい) |
というかそろそろ新しい仲間が欲しい。そういえば、私の友人(フレンド)に 私よりも長く冒険している、いわばこの世界での先輩のような人がいるのだった。 その人のサポートポーンをお借りしよう。 |
私の友人のサポートポーンは、イケメンの魔法使いさんだった。 大人の落ち着きのようなものを感じる。うまくやっていけそうだ。 |
レベル48!!!?? |