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★注意★
・日誌なのでネタバレを含みます。
・主人公の視点でお話が進みます。



               




こないだ戦った巨大な蛇を覚えているだろうか。
あの時に切り落とされた蛇の頭を、兵士達が王様に謙譲しに行くのだそうだ。
台車に乗せ、ウシさんが引っ張っていくらしい。

領土までの道のりを、護衛する事になった。





この色黒の女・・・蛇と戦った時にも居たなあ。
リーダーシップをとっているようだし、結構偉いのかもしれない。
兵士達の隊長といったところだろうか。





「ハーピーです!!」
山道を登っていると、空を飛ぶ人面鳥が現れた。
おふねが弓矢で次々と落としている。頼もしい。

私は剣しか振るえないので、基本的に攻撃が届かない。どうすれば





おふねが弓で打ち落とす → 私が止めを刺す
知らぬ間にこの連携が成立していた。

私たちは案外いいコンビなのかもしれない。





おふねの弓が大活躍したおかげで、意外とそこまで苦戦する事も無かった。
邪魔するやつは、すべて斬り捨てるだけだ!!





サポートポーンがハーピーに捕まった。

どうでもいいが私はこいつをサブポーンだと思っていた。
実はサポートポーンだったらしい。
そのサポートポーンが捕まった。天高く舞っていった。





敬礼





捨てた!?





崖下に真っ逆さまだった。
正直、あまりの出来事にあっけに取られて目が点になった。

いや、これ・・・結構エグい世界だなあ・・・





崖下からサポートポーンの呼び声が聴こえる・・・
だが冷静に考えて欲しい、助けに行こうと飛び降りれば
私も間違いなく死ぬ。どう考えても死ぬ。
私はそいつの命を諦めた。そんな事よりハーピーの退治退治ーっと

そんなこんなで、私たちは長い山道を乗り越えたのだった。



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